idea factory from newspaper 2003 10 17
年金(pension)
年金の運用について、記事がありました。
21面の「大機小機」です。
まったく同感です。
どう見ても、年金の運用が下手です。
確かに、投資環境は悪かったと思います。
しかし、環境のせいにする者は、
敗者にはなれても、勝者にはなれないということを、よく知るべきです。
確かに、環境が悪ければ、大勝はできない。
しかし、小さく負けることはできる。
小さな負けから、小さな勝ちへとつながる。
環境のせいにする者は、
環境がよくなっても、最終的な勝者にはなれない。
このような者は、ある時、大勝し、ある時、大敗する。
これでは、勝者にはなれない。
誰でも、勝てる時代は終わったのです。
努力しない者は勝てない。消えていく。
そういう時代です。
人間は、努力するために生きている。
努力は、価値の創造につながる。
応用技術(applied technology)
インクジェットプリンターを、単に、年賀状印刷に使うのは、もったいない。
超微少の液体を、正確な位置に着弾させる。
これは、高度な価値ある技術です。
次に、「フォトニック結晶」についての記事がありましたが、
これは、将来が有望です。
宇宙開発(space exploitation)
宇宙開発は、月より火星を重視すべきです。
火星の方が有望です。
月には、いろいろな問題があります。
積極性(enterprising spirit)
銀行が、積極融資に転換しましたね。
今の時代は、確かに、リスクがあります。
しかし、このリスクに勝った者が、21世紀の勝者となるのです。
株式市場には、こんなことがあります。
8勝2敗が敗者で、2勝8敗が勝者となる。
重要な2勝と、可もなく不可もなしの8勝。
IT景気(economy shored up by information technology)
数年前にあった、IT景気は、バブルだったと思います。
あの時は、まだ、インターネットが普及していなくて、
さらに、インターネットがダイヤルアップ接続で、
さらに、低速なインターネットでした。
今回は、高速で、常時接続のインターネットになりました。
本当のIT景気が始まると思います。
アメリカの産業(corporate America)
アメリカの産業は、ハイテク産業しか生き残れないと思います。
がっかりしたでしょうか。
しかし、21世紀は、ハイテク産業が、大きな産業となり、
その他の産業は、脇役になるのです。
だから、悲観することはないのです。
また、アメリカには、新しい産業ができると思います。
アメリカは、若い国で、ルネッサンスが、まだ起きていません。
アメリカ・ルネッサンスというものが、起きる可能性があります。
強者連合(complementarity effect)
ソニーとサムスンの組み合わせは、強者連合になります。